『トレース〜科捜研の男〜』放送終了!!

連続ドラマ『トレース』昨夜無事放送終了しました。
脚本を書き終えてから時間が経ってはいるものの、
最終話の放送を見届けて、
改めて「ああ、終わったんだなぁ」と感無量です・・・

ひたすら緊迫した怒涛の90分。
現場の熱と本気度が痛いほど伝わってくる仕上がりでした。
辛く悲しい真実と向き合う人たちを書いていく中で、
私自身しんどい気持ちになることもありましたが、
最後に「このドラマに携われてよかった」と心から思いました。


最後に・・・
真野礼二という人は、「家族の死の真相を知りたい」という
個人的な想いから科捜研に入所しました。
潜在意識の中には『復讐』という目的もあったと思います。
でも、様々な悲惨な事件と向き合い、
同じ苦悩を背負った被害者遺族のために
必死で真実を追求していくうちに、
いつのまにか科捜研の仕事に
手応えとやり甲斐を感じるようになっていた。
本人にその自覚はなかったかもしれないけど、
自分自身が悲しい真実にたどり着き、絶望の淵に立たされた時、
闇の底へ堕ちることなく
光を求めて一歩を踏み出すことができたのは、
科捜研での経験の積み重ねがあったから。
これまで鑑定を担当してきた被害者や、その遺族たちの想いが、
最後の最後に真野を救ったんだと思います。
これは原作とはまた別の私の勝手な解釈ですが・・・
最終話はそんな想いを込めて書きました。

そして、このドラマの裏テーマとして
『真野と虎丸の(精神的な)ラブストーリー』というものが
ありましたが、橋の上で交わした虎丸との握手は、
ラブストーリーにおけるキスシーンであると思っています。
ふたりの想いが通じ合い、
孤独だった真野が心を開ける人間に出会えて本当によかった。
(虎丸だけじゃなくノンナや科捜研チームの面々も!)
真野がこれから前を向き、笑顔で人生を歩んでいけるよう、
心から願って止みません。

このドラマを通していろんなことを考えさせられ、
多くを学んだような気がします。
貴重な機会を与えていただいたことに感謝です。
みなさん、本当にお疲れさまでした。
打ち上げで乾杯できるのを楽しみにしています!!

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